基本的に釣り場までは車で行くのですが、駐車場からポイントまで距離がある場所や、ポイント内をランガンしたい場合があります。
折りたたみ自転車も考えましたが、私の車は軽自動車なのでいくら小さくなるといってもサイズ的に厳しい物があります。
そこで、コンパクトに収納でき尚かつ歩くよりもスピードの出せる、大人用のキックボードSWAGTRON K8を購入しました。
記事の概要
ランガン用キックボードを選ぶ基準
さて、いざ購入しようと思っても釣り用と考えるといつか考えることが出てきます。
私がSWAGTRONのK8を購入した理由を少しだけお話させてください。
電動は不要、足漕ぎのものを選ぶ
最近は電動のキックボードが流行っていますが、日本の法律ですと原付と同等扱いのためヘルメットが必要だったりナンバープレートを取得する必要があります。
釣り場に行くために少し移動するだけのために、そんな面倒な事したくないので人力モデルを選びましょう。
ハンドブレーキは不要、なるべくケーブルを減らす
自転車と同じように手でブレーキを効かせる機能があるモデルも存在します。
釣り用と謳うからにはロッドホルダーをつけたりしたい訳ですが、ハンドブレーキ有りの場合ケーブルが取り付けの邪魔になったりロッドと干渉する可能性があります。
トラブルはなるべく避けたいですのでシンプルな構造のものを選んだほうが良いですね。
タイヤはそこそこ大きくて良いものを…でも割り切りも大事
釣り場までの道は若干荒い部分もあります。
自転車と同じようにエアタイヤでオフロードでも使えるモデルもありますが、重さや価格とトレードオフ関係です。
正直そんな道であれば歩いたほうが楽なので、そこは割り切りある程度の大きさの車輪が付いてあれば問題ないかと思います。
SWAGTRON K8 港内ランガンがかなり快適になります
たしかに価格相応の品質や安定性ではあると思いますが、ラフな場所でラフな使い方をするものと割り切ればコストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。
ランガンっていざやろうと思うと移動が億劫になって、ついつい同じ場所でキャストし続けてしまうのですが、これのおかげで港内中を探れました。
いざ開封、日本語マニュアル完備で意外とちゃんとしている
Amazon価格で6,660円と手を出しやすいこのモデル、ダンボールにモデルがプリントされている簡素な梱包です。
箱はボロボロでしたがご愛嬌。
驚いたのは日本語のマニュアルが付属していること、SWAGTRONって中華ブランドかと思ったら会社はアメリカにありまして様々なキックスクーターを展開しているようです。
参考
Hoverboards, Electric Scooters & E-Bikes - SWAGTRON - Free ShippingSwagtron
デザインは落ち着いた大人っぽい雰囲気でGood
価格から安っぽい素材やデザインを想像していたのですが、蓋を開けてみれば意外といい感じ。
つや消しのアルミを主体とし、ブラック・グレーとモノトーンでカラーリングされています。
ホイールは子ども用キックボードによくある透明のゴムみたいなデザインではなく、これも黒とグレーでい感じ。
泥除けは前輪・後輪共に付いています。
前から見るとブランドのロゴマークと、モデル名であるK8の文字がデザインされています。
天板は荒いサンドペーパーのような、滑り止め仕様になっています。
ここにもロゴマークがデザインされていますが、これは正直無いほうが良かった。
ところどころ中華クオリティが見受けられるが、そこそこ良い品質
写真を見て分かるように滑り止めが開封時点で剥がれかけていたりと、細かい部分の甘さがあります。
私が買ったものは大丈夫でしたが、物に寄っては金属部分にバリがあったりヤスリがけが必要なくらい鋭利な場所もあるようです。
グリップもスポンジのような素材なので経年劣化でボロボロになりそうですね。またエンドキャップが大きすぎて手をずらした時に当たります。
とは言え折りたたみ用のレバーなど細かい部分も結構しっかりとした作りになっており、安っぽいなと感じる事はなく価格以上の満足感はあります。
思ったよりタイヤ音は無し、乗り心地も良くスピードも想定通り
タイヤの口径が大きく、素材にクッション性があるので思ったより静かです。
砂利や砂浜はきついですが、ある程度踏み鳴らされたあぜ道くらいなら走る事が出来そう…とは言え基本的には舗装路限定ではあります。
高さは3段調節できます。身長170cmの私で中段がジャストなので、180cmくらいの人までであれば快適に走行できるかと思います。
ブレーキはそれほど強く効かないのでスピードの出し過ぎには注意。
咄嗟に飛び降りても大丈夫な速度に留めることをオススメします。
軽自動車にも入るサイズで、持ち運びもOK
当たり前といえば当たり前ですが、折りたたむことが出来ます。
軽自動車のトランクでも問題なく入りますし、私の場合は後部座席の足元に置いています。
ロック機構もあるので運搬中にガタガタすることもありません。
嬉しいのはハンドルにもロック機構があること。
これがないとハンドルを畳んだ際に、ぶらぶら持て余してしまい変なところに当たって傷をつけたりするのですが、きちんと収納することが出来ます。
キックスケーターを釣り場で使う際の注意点
まず言えるのは無理をしないという事。ブレーキは無いものと考えスピードはかなり抑えた方が良いです。
というのも漁港というのはロープや漁の仕掛け・段差など、歩いているときはあまり気にならない障害物が結構たくさんあります。
自転車のように乗り越えるのは不可能なので一旦降りて乗り直すような心の余裕が必要です。
また、当然ですが人が沢山居る場合は危険なので諦めて歩くようにしましょう。
まとめ:キックスケーターでのランガン、ハマります
購入する前は子供のおもちゃだと思っていたキックスケーターですが、いざ使ってみるともうコレ無しに釣り場を移動するのが面倒になるくらい楽です。
釣り用に格安でロッドホルダーを取り付けたので、別の記事で紹介しますね。
みなさんも車に1台積んで釣りに向いましょう。